おかめ伝説で名高く、また重要文化財の仏像も多数所有している【千本釈迦堂】に行ってきました。
正式名称は「大報恩寺」といいます。
今回は千本釈迦堂の御朱印をご紹介しますね。
御朱印
通常御朱印が4種類
初穂料:300円
御朱印の中央には六観音の墨書きがあります。
(画像は過去拝受)
見どころポイント
◆おかめ像と塚
境内の本殿向かって右側に、良妻賢母な「おかめさん」の冥福を祈って作られた塚と像があります。
※「おかめ伝説」
本堂を建てる際に棟梁である夫が誤って柱を短く切ってしまいました。困っていた夫に妻のおかめが助言をして事なきを得ることが出来ました。しかし、夫の体面を守るためにおかめは自害。夫はおかめの冥福とお堂の無事を祈り、棟上げの際におかめの面を御幣につけて飾ったといわれています。
ここから夫婦円満・災難厄除のご利益があるといわれるようになったそうです。
◆本堂(国宝)
本堂(国宝)は、安貞元年(1227)建立。
「応仁の乱」の戦火も免れた洛中に現存する最古の建築。
◆阿亀桜(おかめ桜)
春には、本堂前にある阿亀桜と呼ばれる美しいしだれ桜が咲き誇ります。
◆霊宝殿
釈迦如来坐像や快慶作の十大弟子像、定慶作の六観音菩薩像など重要文化財の仏像を多数所有。
◆年間行事
・「お亀節分会」 節分行事(立春前日)。
お多福招来等の祈願を受けて一年の厄除けをします。鬼と共にお亀が登場するのが特徴。
・「大根焚き」 12月7・8日。
大根を加持祈祷し、輪切りにして大鍋で煮込み参拝者へふるまう。諸病除けとしてご利益がある。
千本釈迦堂の基本情報
住宅街の中に参道入口があるのでご注意を。
ご利益 :厄除・招福
お休み :無休
受付時間:9:00~17:00
料 金 :境内自由
本堂・霊宝殿600円
住 所 :京都市上京区溝前町1034
駐車場 :有(無料)
アクセス:京都市営バス(10、50)「上七軒」より徒歩約3分
まとめ
「おかめ伝説」で名高く、また重要文化財の仏像も多数所有している【千本釈迦堂】に行ってきました。
国宝の本堂と仏像が保管されている霊宝殿は有料ですが見る価値ありです!
所要時間は30分程度。近くには北野天満宮や花街上七軒もありますので、合わせて回ることをおススメします。
次回は春、桜の時期に参拝したいと思います。