見どころ満載のアートな大寺院【建仁寺】に行ってきました。

超有名な国宝「風神雷神図屛風」を所有している建仁寺。
法堂の天井に描かれた「双龍図」も圧巻です。

今回は、建仁寺の御朱印と見どころポイントをご紹介しますね。

御朱印

【通常御朱印】1種類のみ

中央の墨文字「拈華堂(ねんげどう)」とは、法堂を指します。
授与料:300円

見どころポイント

本坊・境内を出来るだけスムーズに巡る順で紹介していきますね。

◆「大哉心乎」

栄西禅師が説いた「大いなるかな心や」ことば。
本坊入口正面に飾られています。

◆雲龍図(重要文化財)

海北友松によって桃山時代に描かれた襖絵。

◆「○△▢乃庭」

方丈庭園。
禅宗の四大思想(地水火風)のうち、○は水、△は火、▢は地、を表したものと言われています。

◆「舟出」

鮮やかな青の襖絵。
鳥羽美花さん作。

◆「凪」

「舟出」と同じく鳥羽美花さん作の襖絵。

◆風神雷神図屛風(国宝)

俵屋宗達の代表作として有名です!
右側に風神、左側に雷神が描かれている金屏風。
通常は高精細デジタル複製(レプリカ)が展示されています。

◆山水図

「雲龍図」と同じく海北友松によって描かれた襖絵。

◆唐子遊戯図

「唐子の間」に展示。
明治期の画家・田村月樵(げっしょう)作。

◆方丈庭園「大雄苑」

方丈前の枯山水庭園。
本坊から法堂に渡る廊下の窓から見る庭園も映えてます!

◆双龍図

法堂の天井に描かれた「双龍図」。
2002年に創建800年を記念して描かれたもの。

◆三門

「御所を望む楼閣」という意味で「望闕楼(ぼうけつろう)」と名付けられたそうです。

◆茶碑

昭和58年に祇園辻利より寄進建立されたもの。
建仁寺は、栄西禅師が宋から喫茶の風習を持ち帰り、日本茶道の基礎が築かれた場所とされています。

建仁寺の基本情報

建仁2年(1202)、栄西禅師が創建した京都最古の禅寺

臨済宗建仁寺派の大本山で、京都五山の第三位に定められています。

👆京都五山とは、鎌倉時代末期に寺格を定め、室町時代に確立されたもの。
 五山之上「南禅寺」、第一位「天龍寺」、第二位「相国寺」、第三位「建仁寺」、第四位「東福寺」、第五位「万寿寺」。

お休み :不定休

受付時間:10:00~16:30

料 金 :境内自由
     本坊拝観600円

住 所 :京都市東山区大和大路四条下ル小松町584

駐車場 :なし

アクセス:
京都市営バス(100、206)「東山安井」徒歩5分
阪急「京都河原町駅」徒歩10分
京阪「祇園四条駅」徒歩7分

まとめ

見どころ満載のアートな大寺院【建仁寺】に行ってきました。
超有名な国宝「風神雷神図屛風」を所有している建仁寺。
法堂の天井に描かれた双龍図も圧巻です。
様々なアート作品の前でゆっくりと時を過ごせるのも建仁寺の魅力だと思います。
所要時間はゆっくりまわれば2時間程度必要です。
ぜひアートを味わいに建仁寺を訪れてみてくださいね。