京都にある世界文化遺産の一つ【上賀茂神社】に行ってきました。

正式名称は【賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)】

京都最古の神社の一つで、「京都五社めぐり」の一社にもあたる【上賀茂神社】の御朱印と見どころポイントをご紹介しますね。

御朱印

【限定御朱印】

◆夏越大祓

6月30日までの期間限定。
「茅の輪くぐり」「人形流し」がデザインされた御朱印。
授与料:500円

【通常御朱印】

◆賀茂別雷神社

右側には「山城国一之宮」と記載された御朱印。
授与料:300円

京都五社めぐり

京を守る5つの神社を参拝して御朱印をいただきます。

京の都は、千年以上にわたり「四神相応」と讃えられてきた地で、
方角を司る四神『青龍(東)、白虎(西)、朱雀(南)、玄武(北)』が守護してきました。

5社とは、東の八坂神社、西の松尾大社、南の城南宮、北の上賀茂神社(加茂別雷神社)、中央の平安神宮をいいます。

見どころポイント

◆神馬舎

日曜祝日の9:30~15:00に神馬が出社しています。

◆立砂

細殿(重要文化財)の前に盛られた円錐形の砂山で、神の依代です。
それぞれの頂には三葉と二葉の松葉があり、神の出現を願う意味、また陰陽を意味しています。
「盛塩」の起源ともいわれていますよ。

◆手水舎

紫陽花で彩られ、七夕の飾りもされていました。

◆楼門

◆片岡社(重要文化財)

楼門の手前右側に鎮座。
祭神の母神である玉依比売命(たまよりひめのみこと)をまつる神社。
子授け・縁結びのご利益があるとされ、紫式部も参拝したといわれています。

◆中門

奥に本殿・権現が東西に並んでたっており、調度品に至るまで同じ造りになっています。
本殿・権現は特別参拝で見ることができます。

◆茅の輪くぐり

一年のちょうど半分の日に穢れをはらう行事が大祓(おおはらえ)。
6月30日に実施されるのが「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」といわれています。
「水無月の夏越のはらえする人は千歳のいのち延ぶというなり」ととなえながら、茅の輪を3回くぐります。

◆神紋「二葉葵」

神事の際に神官の冠などにつける葵に由来します。
徳川家の家紋「三葉葵」も賀茂社への信仰に由来するといわれています。
境内の至るところで目にすることができます。
ぜひ探してみてくださいね。

◆葵祭

国家鎮護のため欽明天皇の御代に始まったといわれるお祭り。
5月15日の「路頭の儀」では、斉王代をはじめ総勢500人以上の王朝行列が、京都御所から下鴨神社、上賀茂神社へと向かう。
上賀茂神社と下鴨神社の祭礼で京都三大祭の一つ。

上賀茂神社の基本情報

・世界文化遺産
・山城国一之宮

御祭神 :賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)

ご利益 :厄除け、方除け、必勝、電気の守り神

お休み :無休

受付時間:5:30~17:00

料 金 :境内自由
     本殿特別参拝500円

住 所 :京都市北区上賀茂本山339

駐車場 :有(30分100円)

アクセス:
京都市営バス「上賀茂神社前」すぐ
京都市営バス「上賀茂御薗橋」徒歩5分

まとめ

京都にある世界文化遺産見の一つ【上賀茂神社】に行ってきました。
境内は自由にまわれますが、有料の本殿特別拝観もおススメです。

所要時間は1時間程度。
4kmほど離れていますが、賀茂社の対をなす「下鴨神社」も合わせてまわることをおススメします。