小野小町ゆかりの寺【隋心院】に行ってきました。

境内には小野小町とピンクがあふれていましたよ(笑)

フォトジェニックなピンクの襖絵で話題となっている【隋心院】の御朱印と見どころスポットをご紹介しますね。


御朱印

拝観受付にて頂けます。

・特別御朱印

◆「春期限定 切り絵御朱印」

可愛いピンクがベースに繊細な切り絵が施された御朱印です。
授与料:1,000円
※6月までの期間限定(無くなり次第終了)

・通常御朱印 2種類あります。

◆隋心院(曼荼羅殿)

授与料:300円

見どころスポット

◆ピンク色の鮮やかな襖絵

「能の間」の襖に描かれています。
京都の絵描きユニット「だるま商店」が手掛けたもので、CGと毛筆で描かれているそうです。

この「能の間」では、6月30日まで『花の間』というタイトルで部屋全体がお花でディスプレイされています。

◆苔に覆われた庭

◆小野小町

・平安時代の女流歌人(六歌仙のひとり)で、絶世の美女(世界三大美人のひとり)としても有名。

★Q.六歌仙(ろっかせん)とは
 A.『古今和歌集』の序文に記された六人の代表的な歌人。
 ・僧正遍昭(そうじょうへんじょう)
 ・在原業平(ありわらのなりひら)
 ・文屋康秀(ふんやのやすひで)
 ・喜撰法師(きせんほうし)
 ・小野小町(おののこまち)
 ・大友黒主(おおとものくろぬし)

★Q.世界三大美人とは
 A.クレオパトラ、楊貴妃、小野小町の三人のこと。
  なんですが、どうやら日本でしか言われていないようですね(笑)

◆小野小町歌碑

・庫裏の手前にあります。
・百人一首「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」

◆小町文塚

小野小町が深草少将をはじめ、大勢の男性からもらったラブレター(恋文)を埋めたと言われています。
文塚に行くまでの道には、たくさんの歌碑が並べられていました。

◆小町化粧井戸

小野小町がこの水を使って化粧をしたと言われています。

◆清瀧権現

小町文塚に向かう同方向にあります。

◆小野梅園

・観梅会の特別公開(3月)

◆はねず踊り

・梅の名所でもある隋心院の「小野梅園」で開催。
・例年3月最終日曜日。
・はねず色(=薄紅色)の衣装を着て花笠をかぶった少女たちが小野小町を偲び、深草少将との恋物語(百夜通い)を歌い、舞を奉納する。

隋心院の基本情報

・正暦2年(991)、仁海僧正が開山。

本 尊 :如意輪観音

お休み :不定休(年数回)

受付時間:9:00~16:30

料 金 :境内自由
     本堂拝観500円
     小野梅園500円

住 所 :京都市山科区小野御霊町35

駐車場 :有り(無料)50台

アクセス:
京都市営地下鉄東西線「小野駅」徒歩7分

まとめ

小野小町ゆかりの寺【隋心院】に行ってきました。
フォトジェニックなピンクの襖絵で話題となっている【隋心院】は、可愛いに溢れていて、特に女性におススメです。

所要時間は1時間前後になるかと思います。
周辺には、醍醐寺勧修寺などもありますのでぜひ合わせて訪れてみてくださいね。