梅の名所であり、学問の神様「菅原道真公」を祀る【北野天満宮】に行ってきました~。

梅もあとちょっとで満開かなぁ。
8分咲きでもとても可愛らしい梅を眺めながら、建築物も華やかな境内を楽しむことができました。

この時期しか拝受できない御朱印や見どころスポットをご紹介させていただきますね。

御朱印

通常御朱印、特別御朱印、季節限定御朱印、刀剣御朱印など合わせるとかなりの数の御朱印が用意されています。

基本的に手書きしていただけるのは1種類で、あとは書置きとなっています。

【通常御朱印】

◆「奉拝」(手書き)

梅の神紋が印されています。
初穂料:500円

◆「和魂漢才」(書置き)

自国の歴史と文化に誇りを持ち他国の文化も受け入れる寛容さを説いた道真公の精神が記された御朱印。
初穂料:500円
※こちらの御朱印は過去拝受

【限定御朱印】

◆梅苑期間限定御朱印「菅公御歌」(書置き)

菅原公が大宰府に旅立つにあたり自邸に咲く梅花に別れを惜しんで詠まれた御歌の御朱印。
「東風吹けば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」
初穂料:500円

◆期間限定大判御朱印 刀剣「鬼切丸 髭切」(書置き)

特製「鬼切丸千社札付き」、特製フェルト付き(5種類から1つチョイス)
初穂料:1,000円

見どころスポット

◆手水舎

楼門を抜けてすぐ右手に手水舎があります。
北野の花手水として人気!
ステキな花で彩られていました🌸

◆なで牛

一の鳥居を抜けてから境内のいたるところに「なで牛」さんがいます。
牛の頭をなでると賢くなるといわれ、また身体の不調な部分をなでれば回復するともいわれています。
ぜひ、牛さんをなでてみましょ~。

◆宝物殿 春の特別公開

この時期のテーマは、「秀吉公・家康公ゆかりの御神宝一挙公開」ということで、
大河ドラマ「どうする家康」にちなみ、豊臣家・徳川家ゆかりの御神宝が公開されています。

宝物殿に入ってすぐの場所に刀剣「鬼切丸 髭切」が展示されていました。もちろんその他の刀剣も多数展示されていました♪
写真撮影もOKでしたよ。

期間:2月1日(水)〜3月26日(日)
時間:9時〜16時(最終受付15時45分)
料金:大人1,000円 中高生500円 小人・修学旅行生250円
※詳細は公式サイトまで。

◆三光門

豊臣秀頼に寄進された中門(重要文化財)は、太陽・月・星の彫刻から別名「三光門」と称されていますが、実際には星の彫刻がないことから「星欠けの三光門」とも呼ばれいます。

◆本殿

現在の本殿は慶長12年(1607)に豊臣秀頼が再興したものになります。
本殿、石の間、拝殿および楽の間(すべて国宝)は権現造の代表例として有名。

◆「北野大茶湯跡」石碑・太閤井戸

「北野大茶湯」は天正15年(1587)に豊臣秀吉によって千利休らを茶頭として催されたことで有名。
その秀吉が北野大茶湯の際に水を汲んだと伝わる太閤井戸と、
そのすぐそばには茶会会場跡であることを示す石碑が立っています。

◆御土居

御土居とは、天正19年(1591)に豊臣秀吉が京の軍事・防災を目的に築いた土塁で、境内西側の紙屋川沿いに一部が残っています。

◆花街「上七軒」

北野天満宮の近くにある花街「上七軒」は、五花街中、最も古い歴史があります。
石畳の道を歩きながら、お茶屋が並ぶ風情ある街並みを楽しめますよ♪

※上七軒は、室町時代の北野天満宮修造の際、七軒の茶屋を建てたのが始まり。
毎年春に「北野をどり」が開催されます。
上七軒のデザイン「五連団子」は、秀吉がここでもてなされた団子を気に入り茶店の許可を与えたことに由来。

北野天満宮の基本情報

・祭神:菅原道真「学問・文芸の神」
・菅原道真の怨霊を鎮める、皇城鎮護の社として建てられた。
・全国およそ12,000社を数える天満宮・天神社の総本社
・慶長8年(1603)には出雲の阿国が社前で初めて歌舞伎を興行し、「歌舞伎発祥の地」ともいわれている。

ご利益 :学業成就・合格祈願

お休み :無休

受付時間:9:00~16:30

料 金 :境内自由
     梅苑「花の庭」1,200円 1月28日~3月下旬
     宝物殿「春の特別公開」1,000円 2月1日~3月26日

住 所 :京都市上京区馬喰町

駐車場 :有(無料。利用は90分間まで)

アクセス:
京都市営バス(10、50、51、55、203)「北野天満宮前」徒歩すぐ
京福電車「白梅町駅」徒歩5分

まとめ

梅の名所であり、学問の神様「菅原道真公」を祀る【北野天満宮】に行ってきました~。
梅もあとちょっとで満開かなぁ。
それでも8分咲きでとても色鮮やかな境内を楽しむことができましたよ。
所要時間は1時間程度。
周辺には花街「上七軒」があり、少し足をのばして「千本釈迦堂」、「千本ゑんま堂」も合わせて参拝するのがおススメです!